二松学舎大学附属高校は、歴史ある大学の附属校でありながら、毎年約8割の生徒が他大学へ進学するという独自の道を歩んでいます。その理由は、生徒一人ひとりの「やりたいこと」「学びたいこと」を尊重した、きめ細やかな進路指導にあります。今回は、進路指導部部長の神戸竜二先生に、このこだわりの進路指導について詳しくお話を伺います。
二松学舎大学附属高校は、歴史ある大学の附属校でありながら、毎年約8割の生徒が他大学へ進学するという独自の道を歩んでいます。その理由は、生徒一人ひとりの「やりたいこと」「学びたいこと」を尊重した、きめ細やかな進路指導にあります。今回は、進路指導部部長の神戸竜二先生に、このこだわりの進路指導について詳しくお話を伺います。
神戸竜二先生神戸先生まず本校における進路指導の基本にあるのは、“担任と生徒との信頼関係”です。その一例として挙げられるのは、日々の学習記録や授業の振り返りに関連するコメント付けを、タブレット端末にインストールされたアプリケーションソフトを介して行っています。要するに、生徒の日常に担任が常に寄り添っているということです。そうした信頼関係があってこそ、高1段階から大学受験に向けた面談週間を1学期と2学期に設定し、生徒が希望すれば3学期も実施することが可能となっています。
神戸先生そのとおりです。本校自慢のアットホームな校風や、生徒一人ひとりに“光を当てる”という教員側のこだわりの視点により、誰もが安心して臨むことができる受験環境を整えています。
神戸先生見られます。高1から面談週間を設定するのもその対応策の一つですし、2年次の文理選択にミスマッチが起こらないよう、高1から学期ごとに進路ガイダンスや進路説明会を行っているのも、年々増加傾向にある年内入試に備えてのことです。もっと言うと、高1の夏休みには予行練習も兼ねて興味ある大学のオープンキャンパスにも参加を促しています。大学の雰囲気や自分の興味・関心のある学問選択につながる大事な動機付けとなりますから、高1の2学期に再度進路説明会を行い、高1の3学期には高2からの文理選択に備えます。
神戸先生高2のうちに受験する大学の雰囲気や学問分野、受験方式を具体的に考えられるように背中を押すことが重要です。なぜなら高2は部活動の中心学年であり、修学旅行(10月)などの大型行事も控えているので、修学旅行後にはさらに細かな進路説明会を行い、なるべく早期に受験生としての自覚をもってもらうように働きかけています。ちなみに高2の夏休みに実施されるオープンキャンパスは、高1の時とは全く次元が違い、模擬授業を受けるなどして志望校を固めるために開催されるものです。こうした過程を経て、高2の3学期を迎えるまでに仮の志望校と受験方式を決定するのが理想です。
生徒一人ひとりに寄り添った進路指導が定着しています。
神戸先生高3の1学期は、志望大学や受験方式を具体化させる「プランニング」の時期なので、保護者を交えた三者面談を行います。特に年内入試を検討している生徒にとっては、出願条件となる「1学期までの成績」が決まる極めて重要な局面となります。また、一般受験を第一志望とする場合でも、年内に第二志望以下の合格を確保し、精神的優位に立つ戦略が主流となっているので、納得のいく進路実現のため、この1学期の取り組みが合否の分かれ目となります。
神戸先生「二松学舎の“松”の名を冠した『松ぼっくり』は、高校1・2年生向けの放課後学習サポートプログラムです。高校生と年齢の近い大学生メンター(各学年4名、計8名)が放課後の自習室に集まり、自学自習をサポートしてくれます。さまざまな大学から集まった優秀なメンターは、生徒たちの目標にもなり、勉強のわからないところを相談したり、学習のコツを教えてもらったりと、身近な先輩のようにサポートしてくれる頼れる存在です」
神戸先生費用は一切かかりません。『松ぼっくり』は平日の15時から18時まで開放しており、部活動で参加できない生徒には20時から22時の2時間に限り、自宅からタブレット端末で参加できるオンライン自習室を用意しています。塾や予備校へ行く代わりに『松ぼっくり』を利用している生徒は多数います。
『松ぼっくり』の様子
集中できる個人ブースを備えた自習室も完備
神戸先生『学舎』は『松ぼっくり』に先行して始まった校内予備校です。主な対象は高2と高3で、塾や予備校へ行かず、慣れ親しんだ学校内で受験勉強ができると銘打ってスタートしました。毎日、国語(現代文・古文)、英語、数学を中心に、曜日を分けて授業を行っており、講師は受験指導に定評のある予備校の先生方が務めてくださいます。
神戸先生高2は基礎から発展まで。高3は受験に対応した応用的、実践的なプログラムを組んでいます。また、2025年度の高3より年内入試対策として小論文の講座を初めて開設しました。小論文講座は全10回実施しており、テキスト代込みで2万円という割安な料金設定で添削指導も充実しています。初年度の開催から多くの生徒が参加しています。
神戸先生本校には「手をかけて相談に乗りながら、生徒と一緒に進路を考えていく」進路指導が定着しています。そうした環境のもと、二松学舎大学へ進学する生徒が15~20%程度いる一方、それ以外の生徒は他大学へ進学しています。ちなみに二松学舎大学の国際政治経済学部では、他大学の一般受験も可能な併願推薦枠を設けているので、二松学舎大学の合格をキープしながら、2月の一般受験にチャレンジできる選択肢もあります。
神戸先生本校では、生徒たちが部活動や学校行事をイキイキと楽しむ一方で、教員が勉強面でも手厚くサポートし、学力定着を図っています。高校生活を謳歌し、勉強もしっかり頑張りたい中学生の皆さん、二松学舎大学附属高等学校で充実した3年間を送りませんか。ぜひ一度学校へお越しください。在校生ともどもお待ちしています。
ある日の『学舎』での一コマ
講習の充実ぶりがよくわかります。
この学校の掲載記事をピックアップしました。