私立中高進学通信
2022年特別号
学校行事ハイライト
昭和学院秀英中学校
3年ぶりに通常開催された文化祭
生徒主体の運営で大成功!
特設のステージで行われた、チアダンス部のパフォーマンス
2022年9月10日・11日の2日間、昭和学院秀英中学校・高等学校で雄飛祭(文化祭)が開催されました。ここ2年間はリモートでの開催を余儀なくされており、久しぶりに通常形式に近い開催となりました。
約1年がかりで準備を進める
2022年で第40回となる雄飛祭。伝統的に準備や運営は生徒の自主性に委ねられています。例年9月に開催されますが、その余韻も冷めやらぬうちに翌年の雄飛際に向けた準備が始まります。
まず11月には雄飛際実行委員会が発足します。中高の各クラスから選出された2名ずつの代表で組織され、その中に執行役員会が設置されています。さらに執行役員会の中に、事務局・総務部・企画部・装飾部・経理部・広報部が組織され、それぞれの仕事を分担して運営します。実行委員長や事務局長などの執行役は、全校生徒の中から立候補によって選出されます。
準備が本格化していくのは3月頃からです。1学期に各クラスで何をするかを話し合って決定し、7~8月に準備を進めて9月の雄飛祭に臨むというのが、おおよその日程です。
実行委員会や事務局ではこの間に、各クラスや部活動へ向けた説明会の開催、申請書類の受付、企画書のチェックといった事務的な作業をしながら、実行委員会主催によるイベントの立案や準備、入り口や体育館の装飾、パンフレットの制作など、実にさまざまな作業を同時進行で進めていきます。
コロナ禍の困難を乗り越えて
2022年度の雄飛祭の実施では、例年とは違った困難もありました。
ひとつは、オンラインでの開催が2年間続いたため、通常開催のノウハウを十分に共有できていなかったことが挙げられます。実行委員会の中心となる高2生でさえ、中1と中2での経験はあったものの、クラスから提出された書類の処理のしかたなど、細かい部分は手探りの状態でした。そこで、過去の資料を読み解いたり、高3の先輩から聞き取ったりして、できるだけ支障が出ないように努めました。
また、コロナ禍の影響により、2022年もオンライン開催になる可能性が常にありました。通常開催とオンライン開催とでは、内容や実施方法が大きく異なります。開催形式が決まるまでは、生徒のモチベーションもなかなか高まっていきませんでした。
結果的に通常開催となりましたが、食品を扱う模擬店が出せないこと、一般公開は見送り保護者のみを対象として公開すること、来場者はマスクを着用し1教室の滞在時間を15分以内にすること、換気を十分にすること、昼食は時間と場所を決めて黙食とすることなど、万全の対策を講じたうえで実施されたのです。
“三原色”を融合して個性的なイベントに
制約こそあるものの、通常開催が決まったことで、生徒のモチベーションも高まり、実行委員会を中心に全校が一丸となって準備に注力していきました。
雄飛祭では例年、テーマを決め、それに基づいた装飾やイベントを行います。2022年のテーマは「三原色」。光の三原色である赤、青、緑は、同校の学年カラーでもあります。また、三原色が融合して白となるように、各学年が何色にでも自由に染まれる、個性あふれるカラフルな雄飛祭にしようという思いがこめられています。
このテーマに沿って、開催式の演出のほか、中庭に設置されたステージや体育館の看板、入り口のアーチなども考えられました。また、各クラスや部活動のイベント準備も着々と進行していきます。
こうして迎えた雄飛祭当日。3年ぶりの通常開催とあって、生徒たちの表情にも喜びの色が浮かんでいます。
各クラスで考えたお化け屋敷や占い、ゲームなどの企画も人気を呼び、演劇やチアダンスなど部活動の成果発表も多くの観客を楽しませていました。どの企画も見どころ満載でしたが、ことに1日目の中夜祭で行われた実行委員会主催の「のど自慢大会」は大いに盛り上がり、椅子を追加するほどでした。
こうして、実行委員会を中心に生徒が一丸となり実施した雄飛祭は、成功のうちに幕を閉じたのです。
来場者を出迎えるアーチ。テーマの「三原色」をモチーフにした装飾が施されています。
吹奏楽部のコンサート
部活動の展示・発表も充実していました。
占い、おばけ屋敷、縁日など、各クラスが趣向をこらした企画で来場者を楽しませました。生徒にインタビュー
雄飛祭の準備や運営で中心的役割を果たしたM・Kさん(実行委員長)とA・Tさん(事務局長)に話を聞きました。
M・Kさん
僕は今回実行委員長をするまで雄飛祭の執行役を務めた経験はありませんでしたが、一生徒として参加するだけではつまらないと思い、「やらないで後悔するよりは」と思って立候補しました。仕事としては、全体の統括や実行委員会各部のサポートのほか、装飾を手がけました。装飾の具体案がなかなかまとまりませんでしたが、決まってからは夏休みを利用して制作を進め、きれいなものができたと思っています。準備から開催当日まで忙しく過ごしましたが、一緒に仕事をするうちに仲良くなった人も多く、メンバーの絆が強まりました。今はもっと早く参加していればよかったと思っています。
A・Tさん
僕は中1と中2のときに生徒会に所属していて、合唱コンクールや百人一首大会を企画してつくる側の楽しさを知りました。そこで雄飛祭でも何かやってみようと、昨年は事務局次長、今年は事務局長を務めました。生徒や来場者の方から楽しく過ごせたことへの感謝の言葉を聞くと、自分たちの仕事が雄飛祭に貢献したことを実感できてうれしくなります。仕事はたくさんあってハードですが、忙しくするのは好きなほうです。できることならもう1年事務局長として働きたいと思うほどです。
雄飛祭実行委員長のM・Kさん(高2)
事務局長のA・Tさん(高2)昭和学院秀英中学校
〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-2
TEL:043-272-2481
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